つばめ「…あ、む……」

つばめのくぐもった声が、耳ではなく身体の中に直接響いてくる。
内側から聞こえてくる感覚に、頭の芯が甘い痺れを覚えた。

つばめ「ふぁ……ん……。……どうして、こんなことをしたのか……ってこと?」

ほんのかすか、数センチもない距離だけ空けて、つばめが小さく囁いた。